※2021年8月加筆修正
どーも、管理人のまーちゃんです。
今回は自分の経験を生かし、管理人が過去に会計事務所で働き、現在一般企業の経理職で働いている経験をもとで感じた、経理に向く人と向かない人の違いをご紹介していきたいと思います。
経理に向いている人の行動を実践すれば、経理として成功すること間違いありません!
初めて経理として働く人や、経理の世界に入ることに少しでも不安のある人はぜひ見て欲しいと思います。
経理のイメージを固め、どういう風に振舞えばよいか、是非ご確認ください。
また現在経理職として働いている方も、自分が当てはまっているかどうかチェックしてみると良いでしょう。
自分が持っていない弱点を見つけると、スキルアップに役立つかもしれませんよ!
ちなみに職種上、経理は性格に向き不向きがあります。
また考え方や興味の持ち方なども、向き不向きに関係してきます。
その点についてはご了承ください。
経理に向いている性格
1.数字を扱う仕事と、算数が苦にならない人
経理というのは、まず一番にお金や会社の数字に関わる仕事です。金額の計算や数字を見るような仕事がほとんどです。
もちろん電卓を使用して仕事をしていきますが、簡単な暗算をするのも苦手で嫌い、コンビニのレジでも自分で小銭を数えずに全部一気に出し、店員さんに数えさせるような人はそもそも向いていません。
むしろ、計算が苦手でも仕事と割り切って一生懸命取り組む人のほうが向いています。
数字を扱う仕事なので、極力数字に苦手意識のない人が向いています。
2.デスクにじっと座って作業することに抵抗がない
経理は基本事務作業しかしません自分のデスクで始業から終業までずっと同じところで仕事をします。
色々と立ち回り、動いて動いて仕事をするタイプとは正反対の仕事です。
ジッとしながら、ひたすらパソコンや書類に目を通す仕事が嫌だ、と思う人は向きません。他の職種を考えたほうがよいでしょう。
3.コツコツと事務作業をすることが苦ではない
経理の仕事はとにかく「コツコツ仕事をする」タイプの仕事です。
華やかさは全くありません。
こういった地道な仕事が好き、という人は経理に向いていると思います。
4.ルーティンワークが好きな人
経理の仕事というのは、周期的に同じ作業を繰り返すことが多いです。
1日の中で、半日の中で、という短期間から一か月、半年、一年という長期的なサイクルの中で反復作業を行っていきます。
ルーティンワークを繰り返すことが多いので、こうした仕事は単調すぎて嫌だ、と思う人は向いていません。
5.情報収集と整理が苦手でない人
経理は、数字の面だけでも膨大な情報を扱い、管理していきます。
売上の数字、買掛金の数字、預金残高、支払日、入金日、決算日、というように多種多様な情報を多元的に管理していかなければなりません。
こうした情報を収集・管理し、必要な時にすぐ出せるような頭脳や資料の管理方法が求められます。
こうした作業が苦手な人は、ちょっと難しいかもしれません。
6.過去の作業の記憶を覚えていられる人
先ほども話した通り、経理の仕事は反復の作業が多いです。
ということは、過去に行った仕事を再び行う機会が必ずやって来るという事。
その都度その都度忘れてしまっては、作業効率は上がらず、先輩や同僚に迷惑をかけてしまいます。
その時の作業記憶を蓄えていける人、またノート等で手順や方法を保存できる人が経理向きの性格だと言えます。
7.研究心の強い人
経理職は、サラリーマンの中でも研究志向が強いと言えます。
後述するスキルアップも含め、自分の知りたいことを吸収して仕事に生かす、というのが求められますので、研究熱心・勉強熱心な人は現場でも歓迎されると思います。
8.自己啓発やスキルアップが好きな人
自分の能力を上げ、業務のフィールドをどんどん広げていく事が経理には求められます。
管理部門の職種なので、総務や財務の担当としても兼任することもあるでしょう。
その為、仕事に必要な知識・経験を積むことは必須です。
自分の能力を常に高めていける。
これが出来るかどうかで経理として大成するかしないかが決まると言ってもよいでしょう。
9.よく確認する人、用心深い人
経理の仕事は1円たりとも間違ってはいけない、かなり重責な仕事です。
ミスや勘違いを防ぎ、会社の信用を失くすようなことが無いように常に確認、第一に確認、というのが他部署よりもより求められます。
心の中では「これで大丈夫だろう…」と思っていても、念のため、万が一の為に確認しておく、というくらい用心に用心を重ねる人の方が経理向きだと思います。
10.口の堅い人、秘密を守れる人
経理は会社の経営状況、利益と損失の状況を把握し、その情報に基づいた仕事をする職種です。
外部に漏らしてはいけない、会社の機密情報を扱う仕事です。
これを肝に銘じ、酒席やプライベートの話題などでうっかり機密情報を漏らさないようにしなければなりません。
どんな職種であれ、会社の重要情報を簡単に口に出すのは社会人としての器を疑われてしまうところですが、利益の数字や決算の数字について他人に簡単に漏らしてしまうような人は、経理失格です。
11.金銭感覚の公私の区別がつけられる人
経理は、会社の金銭を1円単位から数億円単位まで動かす担当者です。
財布の中身のように、会社のお金を自分のものと同じように扱ってはいけません。
すぐ返すからといって、少しの間黙って借りる、なんてことも絶対にダメです。
会社のお金と自分のお金との区別が出来ないのではないかと、少しでも疑われるような人は絶対に経理になってはいけません。
12.社内の人達の性格を察知出来る人
経理は会社の屋台骨を支える管理部門です。
もっと言うと「社内間営業職」とも言えます。
つまり社内の自部署・他部署の様々な人達の仕事をサポートする立場ですので、その人その人の性格や行動をよく知っておかないと、業務に支障が出たりします。
社内のサポート役として、社内の人たちに関心を持てる人が、経理としてうまく立ち回れる人だと言えます。
「己を知り相手を知れば、百戦危うからず」です。
13.自分で考える基準を持っている人ー精神的に自立している人
経理だけではないですが、どんな仕事でも様々な場面で自分で判断をしなくてはならない時が必ずやってきます。
そんな時、自分が判断するときの基準や材料を経験や知識で用意できるか・補えるかが重要となってきます。
この判断基準を仕事の中で養っていける人は、経理だけでなくどんな商業でも成功できる人になれると思います。
いつも指示されたことしかやらない、自分で考える仕事をしない、という人は社会人としては自立していないです。
自立していない人は、急な事態やハプニングに出くわしたとき、ただただ混乱するのみ。
解決に向けて動き出すことはできません。
仕事と言うのは、常に課題を解決していくことが求められるので、この考える基準が持てるように自分を成長させていくことは必要不可欠です。
今はまだ勉強の身、と考えていても、常に「自分だったらこういう理由ででこういう行動を取るだろう」という意見を持つことが大事です。
以上、今回は経理に向いている人の性格はどんなものかについてご紹介しました。
次回も経理職に関連した記事をアップしたいと思います。
お楽しみに~!