ちょっと音楽の演奏に関わる心構えについてひとつ言いたいことをいいます。
ミュージシャンたるもの、「人に聴かせる」ことを意識すべし!
音楽を楽しんでやっている人、楽器演奏を趣味や生活の糧にしている人は世の中にたくさんいます。
ただ、弾きたい曲や自分で作った曲をただ人前で披露するだけなのは素人。
人に聴いてもらうことを意識して、音楽性を追求したり曲を仕上げて完成度を高めていくのがミュージシャンなんです。
趣味の音楽人でも、人前で披露することを念頭に置いて聞き苦しくない音楽を提供できるようになれば立派なミュージシャンです。
音楽を演奏する人は、聴いてもらう他の誰かに不快な思いをさせてはダメ、快く思える良い演奏を聴いてもらわなければならないと心得えましょう。
また、自分たちの奏でる音楽のオリジナリティや独自性を高めて、エンターテインメントとして観客・聴衆に楽しいと思わせる何かを見てもらえることも重要です。
演者が楽しめば、観客にも伝わって楽しいと思える場の一体感を生み出せます。
この一体感を感じることに音楽の醍醐味があると言えます。
音楽を仕上げて、曲を仕上げて、良い演奏をして喜んでもらう。
それこそが、ミュージシャンの喜びです。
いくら趣味でも、下手な演奏のままとりあえず弾いてみたのレベルで満足していてはレベルアップしません。
聴衆も、お付き合いだと思って下手でも我慢して聴いているのかもしれません。
これではお互いにWIN-WINではありません。
我々ミュージシャンは聴衆に「お、上手いじゃん」と思わせるところにやりがいを感じます。
聴衆も上手い演奏を聴いてこそ、聴きがいがあるというものです。
ぜひ
・演奏するときは、「人に聴かせる」ことを意識すべし
・演奏曲は「仕上げる」べし
・自分たちの音楽の特長、オリジナリティを発掘すべし
これを常に心において、音楽を楽しみましょう。