経理財務の専門家Sasaki

経理・財務・会計業務の専門家によるBlogです。

楽曲を耳コピするコツと手順 ~これさえ押さえれば楽に採譜できます~

楽曲を耳で聞いて、メロディやコードを採譜することを「耳コピ」と言います。

耳コピは実行あるのみ、練習あるのみ、というもので、【習うより慣れろ】というのが核心であるため、とにかく反復してスキルを身に付けることが重要です。

ですが少しでも早くそのスキルを磨きたい方に、今回は耳コピのコツと失敗しない手順をお教えします。

 

 

下準備

 

まずは耳コピしたい楽曲を何度も聞き、鼻歌が歌える位に頭の中にインプットしておきましょう。

インプットしておくと、聞き取る際の効率が断然違います。

 

1、楽器を用意する耳コピに楽器は不可欠です)

音程の取れる楽器を何でも良いので用意し、楽曲を聴きながら音程を測れる環境を作りましょう。

よほど音感に自信が出来るまでは、楽器は絶対必要です。

というか、自信があっても細かい部分を採るのに楽器は不可欠です。

 

 

2、ドレミファソラシドを奏でて歌う

 

楽器を使ってドレミファソラシドを奏で、歌います。

自分の耳に、自分の声のドレミファソラシドを記憶させるんです。

なぜこれをやるかというと、メロディを歌った時に自分の声とそのメロディをリンクしやすくさせるため。

歌いながら音程を採れるようにするのが目的です。

 

3、コピーする楽曲のメロディーを歌う

 

耳コピする際、まず第一に基本のメロディーから覚えていきましょう。

コピーしたい楽曲のメロディを歌って覚えます。

アカペラで歌えるぐらい、メロディを頭にインプットしておきます。

まだ採譜はしません。まずはメロディを覚えることに専念。

 

4、ベース音、または重低音のする音から聞き、コピーする

 

ここからが耳コピの本番です。

楽曲の中で音程が低く大きい音、つまりベース音はルート(コードの原音)を弾くことが多いです。

このベース音から採譜していきます。

ベース音を歌いつつ、コードネームを振っていきましょう。

ちなみに、コードネームとはなんぞや?と思った方は他のサイトや本などで勉強してください。

 

5、ベース音とメロディを混ぜて、違和感がないか調べる

 

ベース音は楽器で鳴らし、メロディは楽器で鳴らすか歌ってみましょう。

これで雰囲気に違和感がなければ、コードネームの原音はほぼ一致しているはずです。

細かい部分に修正が必要な場合もありますが、後からでもOK。

 

 

6、その他の楽器でより強く、より強調された音から聞き取っていく

 

ベースとメロディを採った後に、ギターやピアノなどのコードを押さえる楽器を聞き取っていきます。

ルート音は既に押さえているので、先にアルファベットだけは採譜されています。そこにメジャー、マイナー、7thなどのコードネームを割り振り進めていきます。

7thコードなどの派生コードは部分的に聞き取り、曲を流しつつ実際に楽器を鳴らして確認していくとスムーズです。

 

以上、この流れで耳コピを進めていけば大体の楽曲はコピーできるはずです!

基本は

・メロディを歌えるぐらい覚えること

・ベース音から採譜していくこと

・ウワモノの楽器は後から聞き取ること

この3つを守っていけば、あなたの耳コピスキルはすぐに上達するはずです!

 

余談ですが、2で紹介した声を出してドレミファソラシドを歌う事は、微妙なメロディやテンション等の確認をするとき、声自体の調律をする意味でも役立ちます。

プロの歌手もボイストレーニングでは楽器を鳴らしながら発声し、自分の声を調律します。わざわざ歌うのは馬鹿馬鹿しいかもしれませんが、音感を養う上では非常に役に立ちます。

 

耳コピは慣れてくると自分自身の音感が研ぎ澄まされ、メロディを歌いながらベース音を感じられるようになります。

もっとレベルが上がると、このメロディにはこのルート音しかありえない、と感じられるようになり、記譜も楽になってきます(もちろん確認はしますが)。

あとはとにかく聞きこんで耳コピするのみです。回数を重ねればスキルも上がって簡単に耳コピできるようになります。

 

今回は耳コピが簡単に上達するコツをお届けしました。

今後も音楽関連のお役立ち情報を発信していきます! 

ミュージシャンたるもの「人に聴かせる」ことを意識すべし

ちょっと音楽の演奏に関わる心構えについてひとつ言いたいことをいいます。

 

ミュージシャンたるもの、「人に聴かせる」ことを意識すべし!

 

音楽を楽しんでやっている人、楽器演奏を趣味や生活の糧にしている人は世の中にたくさんいます。

ただ、弾きたい曲や自分で作った曲をただ人前で披露するだけなのは素人。

人に聴いてもらうことを意識して、音楽性を追求したり曲を仕上げて完成度を高めていくのがミュージシャンなんです。

趣味の音楽人でも、人前で披露することを念頭に置いて聞き苦しくない音楽を提供できるようになれば立派なミュージシャンです。

音楽を演奏する人は、聴いてもらう他の誰かに不快な思いをさせてはダメ、快く思える良い演奏を聴いてもらわなければならないと心得えましょう。

 

また、自分たちの奏でる音楽のオリジナリティや独自性を高めて、エンターテインメントとして観客・聴衆に楽しいと思わせる何かを見てもらえることも重要です。

演者が楽しめば、観客にも伝わって楽しいと思える場の一体感を生み出せます。

この一体感を感じることに音楽の醍醐味があると言えます。

音楽を仕上げて、曲を仕上げて、良い演奏をして喜んでもらう。

それこそが、ミュージシャンの喜びです。

 

いくら趣味でも、下手な演奏のままとりあえず弾いてみたのレベルで満足していてはレベルアップしません。

聴衆も、お付き合いだと思って下手でも我慢して聴いているのかもしれません。

これではお互いにWIN-WINではありません。

 

我々ミュージシャンは聴衆に「お、上手いじゃん」と思わせるところにやりがいを感じます。

聴衆も上手い演奏を聴いてこそ、聴きがいがあるというものです。

 

ぜひ

・演奏するときは、「人に聴かせる」ことを意識すべし

・演奏曲は「仕上げる」べし

・自分たちの音楽の特長、オリジナリティを発掘すべし

これを常に心において、音楽を楽しみましょう。

 

 

法人の節税対策のヒント① 人材確保のための費用を使って成長の土台に

先日、勤務先のグループ会社の重役に頼まれ、法人税等の節税対策を検討し、その候補ををいくつかピックアップしました。

 

実はこの会社、正社員やパート社員を雇用してもすぐに退職してしまうケースが多いんです。

絶えず募集はしているのですが、なかなか良い人材と巡り会えない、という状況です。

そこで僕が提案したのが、

「人材確保の宣伝費にお金を使う」というプランです。

 

 なぜなら、理由はこちら。

1.広告費は媒体によって掲載費が安価~高価までバリエーションが豊富であり、調整できる

2.短期間から半年以上の長期間に渡る契約も可能なため、調整しやすい

3.全額「募集費」や「広告宣伝費」で費用計上できる

4.質の高い広告で良い人材を獲得できれば、会社の利益になる

 

これまでの募集媒体が折込チラシや無料求人誌の紙面媒体中心でしたので、より質の高い人材を確保できるようにWeb広告の導入の提案をしました。

Webなら広告面がいつでも確認でき、求職者との出会う機会が広がります。

更にWebで求人情報を探す求職者は、紙面媒体のみで仕事を探す人よりも働く意欲が高いと思います。

今の時代で正社員を志す人は、まずは求人情報サイトに登録するのが通例だと思いますので、より意識の高い人材を集める方法としては良い方法ということで提案しました。

会計上でも良い人材を獲得するために募集を行い、その費用として宣伝費が高額となっても、企業の必要経費として十分に認められる正当な理由となり得ます。

慢性的な人材不足という問題を抱えている場合、良い人材を獲得できればこれもクリアとなって万々歳ですよね!

 

このプランは、実際提案したところ重役にとても好評価でした。

早速人材募集の方法を見直してみる、とのことでしたのでこちらも良い仕事ができ非常に嬉しく思いました。

 

節税に力を入れたい企業の社長様、人材確保にお悩みの社長様。

企業の発展と成長のために、さらに節税対策の方法として、職員採用に向けた広告宣伝に力を入れるという手法を用いてはいかがでしょうか?